By Saaya
アルバータ大学を含め北米や欧州の大学には、Reading Weekと呼ばれる期間があります。
Reading Weekとは、学期の中間休みにあたるもので、講義はなく、中間テストや期末テストに向けて自習したり、文字通り読書をして過ごせる期間です。
また、課題やテスト勉強が山場を迎え、ストレスが溜まりがちになる学期の中間に休みを設けることで、学生たちのメンタルヘルスやウェルビーイングを保つ役割も果たしています。
アルバータ大学では、Fall termとWinter termに1回ずつ1週間ほどあり、2月中旬の今の時期はちょうどWinter termのReading Weekです。帰省したり旅行に出かける友達もいますが、私は、まだいくつか中間テストが残っているのでそれに向け復習、そして息抜きに本を読んで過ごしています。あとは、友達と少し遠出したところにあるレストランに行って食事をしたり。
アルバータ大学を含め北米や欧州の大学には、Reading Weekと呼ばれる期間があります。
Reading Weekとは、学期の中間休みにあたるもので、講義はなく、中間テストや期末テストに向けて自習したり、文字通り読書をして過ごせる期間です。
また、課題やテスト勉強が山場を迎え、ストレスが溜まりがちになる学期の中間に休みを設けることで、学生たちのメンタルヘルスやウェルビーイングを保つ役割も果たしています。
アルバータ大学では、Fall termとWinter termに1回ずつ1週間ほどあり、2月中旬の今の時期はちょうどWinter termのReading Weekです。帰省したり旅行に出かける友達もいますが、私は、まだいくつか中間テストが残っているのでそれに向け復習、そして息抜きに本を読んで過ごしています。あとは、友達と少し遠出したところにあるレストランに行って食事をしたり。
勉強して息抜きに読書・・・ ・ 模範的な学生すぎやしないかい?
書きながら自分でもちょっと笑ってしまったのですが、実際にそう過ごしています。
ただ、今までずっとそうだったのかと聞かれたら、答えは、Noです。
勉強がひと段落着くと、何か用があるわけでもないのにスマホを手に取る。SNSを開いて適当にスクロールする。何か面白い動画ないかな〜と動画サイトを開く。気づけば1時間経っていて、「もう1時間経ったのか。。そろそろ勉強再開しなきゃな」と勉強机に戻る。
1日の最後に触れるのもスマホ、朝起きて一番最初に触れるのもスマホ。
そんな日々が当たり前でした。
このReading Week、友達と食事に向かう時、ジャケットのポケットに入っているのはスマホじゃなくてKindleです。バスの中、見ているのはスマホの画面じゃなくKindle本。
前よりももう少しだけ本を沢山読んでみる。
小さなことだけど、自分自身に変化が感じられ、とても新鮮な気分です。
書きながら自分でもちょっと笑ってしまったのですが、実際にそう過ごしています。
ただ、今までずっとそうだったのかと聞かれたら、答えは、Noです。
勉強がひと段落着くと、何か用があるわけでもないのにスマホを手に取る。SNSを開いて適当にスクロールする。何か面白い動画ないかな〜と動画サイトを開く。気づけば1時間経っていて、「もう1時間経ったのか。。そろそろ勉強再開しなきゃな」と勉強机に戻る。
1日の最後に触れるのもスマホ、朝起きて一番最初に触れるのもスマホ。
そんな日々が当たり前でした。
もともと“ザ・読書家”という感じではなかったものの、小さい頃から家にたくさん本が置いてあり、本はよく読んでいたほうでした。
振り返ると、中学校高学年になり、初めてのスマホを買ってもらったあたりから段々と本を読む時間が減っていったのかなと思います。マレーシアに住んでいた当時15、6歳の私に、邦楽などの日本のエンタメに触れられる機会を与えてくれたのがスマホでした。
ある歌手のファンになり、映像を観たり、Twitterで同じ話題で盛り上がる、そこに娯楽を感じるようになっていました。今、その過去の自分を振り返った時、そこに後悔は全くなくて、素直に楽しかったと言えます。当時の自分にとってのモチベーションでもありました。
でも、人間には次のステップに進むべき瞬間があるんですね。
去年9月、その歌手は芸能界を引退し、私はそれを機に今までの自分の時間の使い方について考えるようになりました。
”勉強がひと段落着くと、何か用があるわけでもないのにスマホを手に取る。SNSを開いて適当にスクロールする。何か面白い動画ないかな〜と動画サイトを開く。気づけば1時間経っていて、「もう1時間経ったのか。。そろそろ勉強再開しなきゃな」と勉強机に戻る。1日の最後に触れるのもスマホ、朝起きて一番最初に触れるのもスマホ“
これでいいのだろうか?もちろん学生として勉強はしているし課題もきちんとこなしている、成績も悪くはない。
でも、常に何かに追われているような感覚や慌ただしさを感じるのはどうしてなんだろう?
もう少し心に余裕を持って、時間の流れをゆっくりと感じることは出来ないものなんだろうか?
Kindle Paperwhite買いました。
でも、常に何かに追われているような感覚や慌ただしさを感じるのはどうしてなんだろう?
もう少し心に余裕を持って、時間の流れをゆっくりと感じることは出来ないものなんだろうか?
自分の人生をもう少しだけ丁寧に生きてみよう。それをするにはどうしたらいいのだろう? 色々な人の生活が、情報が、忙しなく溢れているSNSから少し離脱してみよう。
その代わりに、もっと自分との時間を作ったらどうだろう。
そうやって考えを巡らせて、たどり着いたのが本を読むことでした。
発信デバイスを持たない紙の本を読む行為は、今や「瞑想」や「座禅」に近い儀式になってきていると感じます。インターネットの普及はわたしたちから「孤独でいる機会」を奪いましたが、紙の本を開けばいつでも、「精神と時の部屋」のような、自分と向き合う時間は作れるとおもうのです。
あの高円寺のユニットバスで、何もかもを欲しがっていた より
今年1月初めに読んだ、たらればさんというある編集者の方が書かれていた記事からの引用です。
本を読むことで得られる自分と向き合う時間。
今の自分に必要な時間は、これだ。そう思いました。
忙しい時こそ、1時間の息抜きとして本を開く。同じ1時間なのに、画面をスクロールして過ごすそれとは、時間の流れの速度がまったく違うことに驚きます。
そして思うのは、やっぱり本を読むのって楽しい。
本を読むことで得られる自分と向き合う時間。
今の自分に必要な時間は、これだ。そう思いました。
忙しい時こそ、1時間の息抜きとして本を開く。同じ1時間なのに、画面をスクロールして過ごすそれとは、時間の流れの速度がまったく違うことに驚きます。
そして思うのは、やっぱり本を読むのって楽しい。
小説、自己啓発、ビジネス本。読みたい本がどんどんと出てきます。
海外発送料金がかかるため、日本の書籍は、iPadにインストールしたKindleのアプリで読むことが多かったのですがやっぱりタブレット端末は本を読む為に作られていないので、読書にはあまり適していないんですよね。この機会にKindle Paperwhiteを買いたいなと思いながらも、それなりなお値段するものなので買うのを躊躇していたんですが、Reading Week直前、たまたまAmazonを開くとバレンタインデーセールをしていて定価から2割引‥
Kindle Paperwhite買いました。
このReading Week、友達と食事に向かう時、ジャケットのポケットに入っているのはスマホじゃなくてKindleです。バスの中、見ているのはスマホの画面じゃなくKindle本。
前よりももう少しだけ本を沢山読んでみる。
小さなことだけど、自分自身に変化が感じられ、とても新鮮な気分です。