By Saaya
8月も中盤、9月の新学期が目の前に迫ってきています。
ということは・・・ 私たち、もうFreshman(1年生)ではなく、Sophmore(2年生)になるのです!!
去年のこの時期は、期待や不安、留学への色々な気持ちが入り混じっていたのを今でも覚えています。
漠然とした不安以外にも、
一年目のコース選択ってこんな感じでいいのかなぁ?
教授ってどんな人なんだろ?
教科書っていつまでに揃えたらいいの?
など、大学生活の始まりを控え、色々な疑問が尽きませんでした。
そこで、今回は、タイトルにもあるように、入学前に知っていたら便利だなと思う情報を共有したと思います!
大学に入学願書を提出する「Application」が本格的に始まるのが、10−11月頃。そして、早いところでは2月頃から合格通知「admission offer」が届き始めます。offerが届いて、一安心、、それもつかの間、Offerを頂いた大学から最終的に進学する大学を決めたり(Accepting the offer)、高校卒業前の最終試験(IBやA-levelなど)に向け最後の追い込み、大学の寮への申し込み、やらないといけないことは、案外山積みなんです。
そして高校最後の夏休み、友達や家族との思い出作りの真っ只中に大学からこんなメールが届きます。
“You are now eligible
to register in courses for the upcoming terms ”
「授業選択が出来ます」
授業選択!!!!!!
大学生になるんだ!と初めて実感した瞬間でした(笑)
「授業選択するには、Bear Tracksにログインしてください」
ってことでメールに添付されているURLからBear Tracksに飛びます。
ちょっと待った〜〜!!Bear
Tracksってなに??
と思ったあなた、
今から説明しますね!
Bear Tracks - 大学生活に欠かせないポータルサイト
Bear
Tracksとは、簡単に説明すると、科目情報の検索、授業選択や成績照会、授業料の確認に至るまで、大学生活をする上で欠かせない、アルバータ大学が運営するポータルサイトです。日本の大学だと、早稲田大学のMyWASEDAのような立ち位置ですね。
ここでは、Bear
Tracks上でのコースコードの読み方と授業選択の仕方について説明します。
ここで皆さんに簡単なクイズです。
このブログ記事のタイトルにある、アルバータ大学101。この「101」がなにを意味しているのかわかりますか?
アルバータ大学の科目は、分野とレベル別に「コースコード」というものでカテゴライズされています。分野は、アルファベット3/4文字で、レベルは3桁の数字で表されています。数学はMATH、生物はBIOL、経済学がECONといった感じです。そして、これらの分野は、100から400までの4つのレベルに分けられます。100レベルは、初級レベルのコースで主に1年生が対象となったものです。数字が大きくなるに従って、難易度も高くなっていくといった感じです。
たとえば、生物系を専攻している学生の1年目の必須科目、生物分類学のコースコードは:
BIOL (分野) 108(レベル) となります。
ここまでくればもうおわかりですよね!
「アルバータ大学101」とは、アルバータ大学の入門編という意味になります!
このようにコースコードを理解していれば、初めての授業選択でも迷わずに行うことが出来ると思います。
次は、ついに実践!Bear
Tracks上で、科目選択を行ってみましょう!
① このように、受講する学期、分野、そしてレベルを選択します。
② そうすると、検索条件に当てはまる授業が表示されます。
③ 最後に登録(enrol)を押せば、完了です!
科目選択の注意点
アルバータ大学の授業選択は、基本的にFirst come, first served、速いもの勝ちです。
授業選択が開始されると、全学生が一斉に科目登録を始めます。
もたもたしていると、定員オーバーになってしまうのです…。
じゃあ定員オーバーになってしまったらもうその授業は選択出来ないの?!ギリギリになって科目を変更したくなっても無理なの?!
ってことですが、実は、まだ望みはあります!笑
Bear
Tracksには、ある授業が定員に達している場合、その授業をWatch list(予約名簿)に登録出来る機能もついていて、空きが出ると、事前に登録しておいたメールアドレスに通知がくる仕組みになっています。
ですが、Watch listは所詮Watch listですから、100%登録が出来る!というわけでもないので、やはり注意が必要です!
どの教授がいいの?
努力して入った大学。ですが、本当の勝負は、入学したあとです。
1年目から成績やGPAを気にする生活が始まります。もちろん、成績というのは、自分の努力次第。悪い成績を環境や教授のせいにするのは、筋違いかもしれません。
ですがやはり、学生の目線に立って、わかりやすく教えてくれる教授のほうがいいに決まってますよね。
Bear
Tracksでは、授業を選択する際、シラバスと共に、教授の名前が表示される仕様になっています。同じコースでも、選択するコマによって違う教授の講義を受けることになります。
「でも入学前だし、どの教授がいいのかなんてわからない。自分のスケジュールに合うコマを適当に選ぶか・・いい教授かどうかは運だな。」
Bear
Tracksに表示されている教授とにらめっこしながら、そんなことを考えていた一年前の私に教えてあげたいことがあります!
「Rate My Professorを見にいって!」
Rate My Professor
「私の教授を評価して」
その名の通り、このサイト、大学の教授をレビューするサイトなんです。
そしてそのレビューを書いているのは、その大学に通う学生たちです。
学生たちが、自分が実際に講義を受けた教授について評価を書くことが出来るんです!
教授のフルネームを検索すると・・・
総合評価、コースの難易度、またその教授の授業を取りたいかなど、ひと目でわかるようになっています。
このサイトでの評価がいい教授の授業は、定員に達するのもとても早いくらい、カナダの学生ならみんな使ってると言っても過言ではない程、みんなに頼られる存在です。
みなさんもぜひ!ぜひ!活用して、素晴らしい授業選択を!
教科書っていつ、どこで買うの?
Rate My
Professorでいい教授を見つけて、無事に授業選択も完了!
次に待っているのが、教科書です。
Bear
Tracksでは、授業選択が終わると、それら授業に必要となってくる教科書のリストが作成されます。
そして、大学の書店のオンラインストアで予約まですることが出来る大変便利なシステムになっています。
じゃあなにも問題ないね!予約して、受取日にキャンパスにあるブックストアに行けばいいだけでしょ〜?
ってことでもないんです!!!
みなさんもご存知かもしれませんが、大学の教科書って高いんです。
ご参考までに、一年生の1学期目、4科目選択した私の教科書代は、657ドルでした。はい、たかーい!
でも、教科書って必需品だし、しょうがないんじゃない?って声が聞こえてきそうなので、はっきりと言います!
もっと安く手に入れることが出来るんです!
この657ドルという値段、新品の教科書を正規の価格で買った場合なんです。
でもSNS時代に生きる私たちには、こんな素晴らしいものがあるではないですか!
じゃじゃーん!FACEBOOK!
このグループは、アルバータ大学の在学生が使わなくなった教科書を売ったり、他の学生が出品している教科書を買ったりできる画期的な場所なんです。
一番のメリットは、みんなアルバータ大学の在学生なので、受け渡しと支払いは、主に事前に約束したキャンパス内の場所で行われるという点です。送料もかからないですし、詐欺なんかのリスクもありません。
私の場合、このグループを知らなかったがために、すべて新品で買ったので、高くついてしまいました。
そして、なんと、教科書がいらない場合もあるんです!
これもまた、入学前は知らなったことなのですが、教授によっては、教科書は使わないで、その教授が作成したノートをもとに授業が進められていく場合もあります。
初日の講義は、シラバスの説明で終わることの方が多いです。その時に、教科書がいる・いらないの説明もあるので、教科書は、授業が始まったその週からぼちぼち集めていく感じで全然間に合います!
決して急いで買って、使わないまま終わったーなんてことにならないようにしましょう!
最後に
アルバータ大学101、すこしでも皆さんのお役に立てたでしょうか?
なにかわからないことがあれば、Feel
free to leave a comment、ご気軽にコメントしていってくださいねっ!
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